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もあな日和トイプードルの子犬のしつけや飼い方などの情報と成長記録。子犬を初めて飼った夫婦とチビでヤンチャで甘えん坊なレッドのトイプーの毎日を親バカ目線で綴ります。オススメのペット用品情報も。 

このページの記事目次(クリックで移動します) (カテゴリー: トイプードル豆知識

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予想体重と体重推移&ドッグフードの分量

   ↑  2012/07/07 (土)  カテゴリー: トイプードル豆知識
前回の記事→☆に続いて、トイプードルの予想体重や体重推移、
ドッグフードの分量などについて、これまでに調べたことなどをまとめていきます。

トイプードルの予想体重と体重推移

犬の成長というのは、まず骨格がどんどん大きくなり、
それが一段落すると、筋肉や脂肪がついて徐々に体重が増え、成長が止まります。
平均的なトイプードルの場合は、生後半年くらいまでで骨格が決まり、
1歳くらいで、成犬時の体重になると言われています。

大型犬の場合は、成犬時の体重になるまで1年半〜2年ほどかかるらしいのですが、
トイプードルの中でも、大きめの子は体重が止まるまで時間がかかり、
小さめの子は骨格が決まるのも、体重が止まるのも早い傾向にあるようです。
また、個体差もありますが、どちらかというと男の子のほうが筋肉がつくので、
女の子のほうが早く体重が止まることも多いそうです。

また、成犬時の予想体重は、生後3ヶ月の時の体重の2〜2.5倍程度が
目安と言われているようですが、発育の遅い、早いも個体差があるので、
当てはまらない場合も多いようです。

子犬期のドッグフードの分量

前回の記事にも少し書きましたが、子犬期の食事というのは、
内臓や骨をつくる上でとても大切です。
特に生後6ヶ月までは、肉系のタンパク質を多く含んだフード(粗タンパク質30%前後)
を中心に、あまりオヤツなどは与えないほうがいいそうです。
また、食が細くあまり食べない子もこの時期だけは多少無理をしてでも、
しっかりご飯を食べさせてあげた方がといいということです。
(参考:もあなの少食対策→☆
うちではブリーダーさんに勧められて生後1年までは、サプリもふりかけています。

わたしが、もあなを育てているときに意外と戸惑ったのが、
「どれくらいご飯を食べれば十分なの?」ということでした。
ブリーダーさんに相談したところ、基本的にはパッケージの裏面を参考にしつつ、
子犬、特に生後4〜6ヶ月くらいまでは、フードだけをあげていれば
肥満ということはないので、ウンチの状態を見て、
コロコロだったらフードが少なすぎ、つかめないほど柔らかければ多すぎ、
というのを目安にしてください、とのことでした。

ちなみにフードの分量は、標準的なトイプードルの成長の場合、
生後2〜6ヶ月くらいまでは段々と必要量が増え、
骨格があまり大きくならなくなった時点で、少しずつ必要量が減っていきます。
ショップやブリーダーさんに指示された給餌量のまま与え続けて、
成長が遅くなってしまったり肥満になったりすることがあるそうなので、注意しましょう。
また、骨格が大きくなるのが止まる生後6〜7ヶ月頃、
ちょうど歯の抜け替わり時期も重なったりして、
急にご飯を食べなくなる子がいるそうです。(食い渋りってやつです)
この際に、トッピングやフードを変えるなどしてなど甘やかしすぎてしまうと、
食い渋り傾向が長く続いてしまうことがあるため注意が必要ですが、
フードをふやかして与える程度ならOKだそうです。

成犬になってからは、ドッグフードのパッケージ裏面や
犬の必要カロリー計算のHP(例えばこちら→☆)を見て、
フードの分量を決めている方が多いと思うのですが、これがなかなか落とし穴が多いのです。

パッケージの裏面は必要カロリーより多めの分量が記載されている場合が多く、
成犬期は規定量を守っていても太りやすい子は肥満気味になってしまったり、
カロリー計算のページも、いろいろなページを回ってみるとわかるのですが、
「計算式」がいくつかあって、結果にバラつきがあります。
成犬期以降は、やっぱり体質によって太りやすい子、筋肉がつきにくい子、
いろいろありますし、環境や散歩で運動量にもかなり差が出ます。
適正体重を維持できるように調節しながら、
フードをあげるしかなく、規定量は目安にしかならないそうです。

また、よくフードは何gか、というのが話題になりますが、
1gあたりのカロリーというのは、フードによってかなりバラつきがあるので、
同じ分量でも倍近くカロリーに差がある場合があります。
フードは分量よりもカロリーやタンパク質含有量が大事です。
トイプードルでどうしても食が細い子は、成犬になってからも、
高カロリーなフードを選ぶと少ない分量で体型が維持できます。
逆に肥満気味の子は、カロリー低めのフード(ダイエット用フードはたいていそうです)や、
茹でたキャベツなどでかさ増ししてあげると満足感があるようです。

トイプードルの理想体重

「トイプードルの体重はだいたい3kg」という情報は知っている人が多いので、
成長の途中で「うちの子はもう3.5kgだから太りすぎなの」なんて言って、
食事制限をしようとする飼い主さんが稀にいます。
それって「人間の平均体重は50kg(なのかは知らないけど)」だから、
あなたは太りすぎよ、って身長180cmの人に言っているのと同じです。

適正体重は、体長や体高、骨格によってそれぞれ違います。
例えば、全く同じ体長・体高でも、骨格がしっかりした子は重くなりますし、
また、同じ体型でも筋肉質な子や骨量が多い子のほうがずっしり重くなります。
(体質などで、筋肉のつきやすい、つきにくいはありますが、
健康のためには筋肉をつける努力はしたほうがいいそうです。)

なんて、偉そうに書いていますが、わたしも獣医さんにたしなめられたことがあります。
もあなが1.5kg付近をウロウロしてなかなか体重が増えなかった時、
病院に行くたびに「痩せてないですか?もっとご飯の回数増やしたほうがいいですか?」
と聞いていました。漠然と「生後5ヶ月だしもう少し体重がないと…」とか思ってたんです。
でも、獣医さんに「この子の骨格ならちょうどいい肉付きだし、心配しなくていいよ」
「肥満は、痩せ気味よりもずっと怖いよ」と言われました。
適正体重、と簡単に言いますけど、なかなか難しいですよね。
子犬の成長過程は、やっぱり周りとも比べてしまうので、どうしても気になってしまいます。

適正体重・理想の体型って?

犬の肥満をはかる指標として、ボディー・コンディション・スコアというものがあります。
体重ではなくて、体型を見て、触って、適正かどうかチェックする指標です。
チェックするポイントは肋骨、背骨、上と横から見たシルエットです。

理想の体型は…BCS3で、
・肋骨や背骨は、薄く適度な皮下脂肪で覆われていて、
なでると皮下脂肪を通して、骨がわかる。
・上から見た腰のくびれはゆるやかで、横から見るとウエストがゆるやかに細くなっている。
という状態です。
背骨のゴツゴツとした感じがわかったり肋骨を直接触れる場合は痩せ気味。
逆に脂肪で骨がわからない場合は、肥満です。

こう言われると簡単そうなのですが、素人であるわたしが思ったことは
「適度な皮下脂肪」ってどれくらい…??????ということでして。
成犬になり骨格が定まれば、適正体重というのは変わりませんから、
一度、動物病院で相談して、愛犬の適正体重を知るのがやはり確実な気がします。

だいたい、1歳時の体重が適正体重と言われているのですが、
1歳、というのは小型犬の成長が止まる目安の時期です。
成長が止まるまでは、肥満になるケースは稀なので、
体重の伸びが止まった時点を適正体重の目安にしましょう、ということのようです。
もあなのように、小さめの場合はより早く成長が終る場合もありますし、
(つまり、1歳の時にはすでに太り気味の場合も…)
トイプードルの場合は、食が細くやせ気味(ならいいけど、やせ過ぎ)
のまま体重が止まってしまっている場合もあります。

1歳くらいの時に健康診断も兼ねて、体脂肪率も計ってもらったり、
適正体重を相談できると、その後も指標になって安心なのかなと思います。
(筋肉量を増やして重くしたり、パテラの治療などで痩せ気味をキープしたり、
することもあるので、そのあたりも含めて獣医さんに相談するのが安心です)

もあなの体重推移

最後に、参考までですが、もあなの生後8ヶ月までの体重推移を載せておきます。
小さめなので、少しずつ成長が早めに止まっていますが、
わりと典型的な成長の過程を踏んでいます。

トイプードルの体重推移

大きい子はもう少し成長する期間が長くなりますが、多くの場合
体重推移はこんな感じの曲線になると思います。
ぐんぐん体重が伸びる時期は、体が大きくなっている間で、
その後は肉付きがよくなりながら少しずつ体重が増えます。
もちろん、個体差はかなりあって、成長が早い子、
生後半年を過ぎてから急に体重が伸びる子、いろいろいるそうです。

もあなの場合は、体つきが大きくなるのが止まったのが4ヶ月半頃、
その後も、体高は1〜2cm大きくなりましたが、ほとんど変わりがありません。
そこからの+300gは、ガリガリだった体に脂肪がついてきたからです。
小柄だったので、少しでもしっかり筋肉をつけて、
骨折やパテラの予防になれば、と散歩はものすごーく頑張りました。
(食の細いもあなは散歩しない日はますます食べなかったので…)
獣医さんのお話では、もう少し筋肉が付けば、2kg近くにはなるのでは?ということです。
ちょうど生後3ヶ月の2倍くらいですね。

生後60日 630g
生後70日 740g(+110)
生後80日 830g(+90)
生後90日 950g(+120) ←生後3ヶ月
生後100日 1150g(+200)
生後110日 1230g(+80)
生後120日 1370g(+140)←生後4ヶ月
生後130日 1500g(+130)
生後140日 1540g(+40)
生後150日 1510g(-30)←生後5ヶ月
生後160日 1520g(+10)
生後170日 1550g(+30)
生後180日 1620g(+70)←生後6ヶ月
生後190日 1650g(+30)
生後200日 1750g(+100)
生後210日 1770g(+20)←生後7ヶ月
生後220日 1690g(-80)
生後230日 1770g(+80)
生後240日 1790g(+20)←生後8ヶ月
生後250日 1820g(+30)
生後260日 1800g(-20)
(【追記】その後1歳過ぎて1850〜1900g程度で安定しています)

まとめ


本当はもうちょっともあなの写真をふんだんに使って、
成長を楽しく振り返る記事を用意してたんですが(笑)
前回の記事を思った以上に多くの人が読んでくれて、
普段、検索サイトから来る人も体重関連のワードってすごく多いので、
そういう方の疑問に少しでもこたえられればと思って、
体重関連の知識をまとめてみました。
明日からは通常営業なので、つまんないなー、って思った人も、
どうかどうか見捨てないで!(たぶんつまんないなーって思った人はここまで読んでない)

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トイプードルの体重

   ↑  2012/07/05 (木)  カテゴリー: トイプードル豆知識
トイプードルの予想体重や小さい子を飼う時の注意点、
ブリーダーさんの選び方などをまとめてみました。

トイプードルの飼い主さん同士で、よく話題に上る、「体重は何kgくらい??」
もあなは小さめだからか、散歩ですれ違っただけの飼い主さんにもよく聞かれます。
「ティーカッププードルなの??」というのも、最近よく言われるようになりました。

トイプードルの体重にはそれだけバラつきがあって、
子犬を飼っている飼い主さんは、自分の愛犬がどれくらいまで成長するのか、
これから子犬を飼う方は、どんな子を選べば自分が望むくらいの体重になるのか、
とっても気になるんだと思います。

「生き物を体重で選ぶなんてとんでもない」という人もいますが、
やはり2kgの子と7kgの子では、飼い方も特徴も大分変わってきます。
東京の集合住宅などでは「あまり大きい子は…」という場合もあるでしょうし、
散歩のパートナーが欲しい方や小さなお子さんのいる家庭では、
「小さすぎる子は…」ということもあるでしょう。
長い時間を共に過ごすパートナーですから、そういう希望があることは、
不自然なことだとは、わたしは思いません。

でも、極端に小さな子や大きな子を望むのは、危険な部分もあると思います。
トイプードルの体重について、わたしが調べたことや、
ブリーダーさんから聞いたことなど、少しまとめてみたいと思います。

いつもこのブログを見てくださっている方に、一つだけ先にお伝えしたいのは、
どんな大きさでも、一度家族になってしまえば関係ないし、
大きくても、小さくても、わたしにとって、
もあなのかわいさには1mmだって変わりはないように、
皆さんにとってもそうだということは、よく分かっています。
皆さんが、どんなブリーダーさんやペットショップから迎えたにせよ、
その縁を今更疑う必要はないと思うし、すでにトイプードルを飼っている人には、
あまり関係がない話も多いかもしれません。

ただ、わたし自身、もあなを飼う前には、
まだまだ知識不足だった部分もあって、
「もあなが大きくならない!?」って焦って、
いろいろ調べた部分も多く、「飼ってから知った」現実もありました。
無理な繁殖を少しでも止めるきっかけとして、
いまトイプードルを探している人の知識として、
少しでも役に立てばと思って、この記事を書きます。

トイプードルは体重より体高

「体重は何kgくらい?」これは、大きさを問うための質問だと思いますが、
実は、同じ3kgでも、見た目の大きさにはかなりの差があります。
骨が太い子、筋肉がしっかりついている子は、
体重よりかなり見た目が小さいことがありますし、
足が短い子(ドワーフタイプ)も、足が長い子(ハイオンタイプ)よりも小さく見えます。

そもそも、JKCの定めたトイプードルの犬種標準(=スタンダード、理想像)には、
体重の項目はありません。大きさの目安としては、体高の規定があります。

 [体高]24cm~28cm(理想は 25cm)。 ※-1cmまで許容する

また、スクエア(体高=体長)を理想としているので、
体高・体長25cmくらいというのが理想のトイプードルの体型で、
体高28cm以下という犬種標準に合わせて、
概ね3kg以下が標準的なトイプードルの体重の目安ということになっているのです。

ティーカッププードルって?

もあなはティーカッププードルなの?とよく聞かれます。
どういう意図で聞かれているかはかりかねて、回答にはいつも迷うのですが、
いろんな意味で、もあなはティーカッププードルではありません。

まずは、ティーカッププードル・タイニープードルというのは、
サイズの小さな子の愛称のようなものであって、
「ティーカッププードル」という犬種はありません。

犬種ではないため、日本では明確な規定がなく、
各ブリーダーさんによって様々な解釈をしているようですが、
アメリカなどでは、体高18cm以下、体重約1.8kg以下の子を、
ティーカッププードルと呼ぶことが多いようです。
やはり犬種標準と同じように、体高の目安があるのです。
前述のとおり、見た目に影響が大きいのは体高だからだと思います。

もあなは体重はともかく、体高は23cmほどあります。
それでもかなり小さめに見えるのですが、
ティーカッププードルと呼ばれている子たちは、
もっともっとものすごく小さいということです。
「体重が1.8kg以下」の子は、それなりに出会うことがありますが、
体高18cm以下という子は、わたしはまだ出会ったことがありません。
ちまたのブリーダーさんが記載しているほど「ティーカップサイズ」の子は多くないのです。

小さいはずが大きくなった

トイプードルの購入のトラブルでもっとも多いのが
「体重の予想が大きく外れて、ものすごく大きくなった」ということだと聞きます。
生き物の体重に…という前述の批判はともかく、「小さな子」に高値がついている現状では、
そういったトラブルがあるのも当然かと思います。

小さい子はなぜ高い?

日本の家庭事情から、小さい子を求める人が多いという需要の問題がひとつ。
それ以外では、やはり供給の問題が大きいでしょう。

トイプードルの場合、通常サイズ(3kg以下スクエア体型)の母犬の場合、
一度に出産できるのは2〜3頭程度になります。
2kg以下の母犬の場合は、1〜2頭、しかも帝王切開になる場合も多いのです。
また、本来2kg以下の犬というのは繁殖には適していません。
出産で母犬が命を落とす場合も多いと言います。
産まれた子が未熟児できちんと育たない場合もあります。

胴が長く、大きな母犬を使って交配すれば、一度に4〜5頭の
子犬を安全に産ませることができるので、
当然そちらのほうが安価に繁殖することが可能なため、
大きめサイズ予想の子のほうが比較的値段が安い傾向にあります。

そのため「この子は小さい」と「嘘をついて」高値で売ろうとする
ブリーダーさんも残念ながら存在します。よくある嘘を3つ紹介します。
これらの売り文句だけを信じて、高値で小さな子を飼うのはとても危険ですよ。
(※もちろん、嘘じゃなくて本当にその価値があって、高値の場合もあります)

①両親の体重

「この子は絶対に大きくならない」を信じる際の最も説得力のある
売り文句は「両親の体重が小さいから」です。
両親が小さければ、子供も必ず小さいというのは、大きな嘘です。
同胎の兄弟で、2kgの子と5kgの子がいたりするのが、いい例だと思います。
なぜこんなことが起きるのかというと、簡単に言えば、隔世遺伝です。

ひどい場合では「小さい」ということのアピールのために、
嘘の両親犬を見せたり、両親犬の体重の虚偽記載もあったりします。
また、悪質なブリーダーのもとで、毎ヒートごとに出産を繰り返させられている母犬は、
普通の家庭犬よりかなり痩せている場合も多いのです。
母犬2kg、が里親のところで家庭犬になってから、3kgを超えたというのはよくある話です。

両親犬の体重のみを根拠に、小さい、と言われた場合には、
せめて祖父母犬の大きさくらいは確認した方がいいかもしれません。

②父犬だけがかなり小さい

父犬1.8kg、母犬2.7kg、わりとよくある両親犬のプロフィールかと思います。
母犬に対して大きすぎる子犬ができると、出産の危険が増すので、
父犬のほうが小さいというのは、間違ったブリーディングではありません。

ただし、家庭繁殖のブリーダーで、この父犬1.8kgを
すべての母犬にかけている場合には、いろいろな意味で注意が必要です。
まずは「小さい子が人気である」ことから、小さな種オスを1〜2匹だけ
手に入れてブリーディングしているという知識のなさへの危険性。
当然毛色の掛け合わせなども選べず、ひどい時には、いろいろな色の母犬に、
すべて同じ父犬をかけている場合もあります。

また、犬の体格というのはどちらかというと、母犬に似る場合が多いです。
人間も同様ですが、x染色体に多くの遺伝情報があるのです。
オスの染色体はxy。メスはxx。
特に子犬がオスの場合は、x染色体を必ず母犬からもらうことになります。
(実はメスは父犬に似る可能性が少し高いです)
「繁殖は母系が大事」というのは、x染色体の情報が大切であるということで、
遺伝学的にも根拠があることなのです。このあたりは、詳しく書けば、
きりがないので、これ以上は省きますが、
「父&祖父犬がチャンピオン犬」というのは、「いい犬である」ことの証明として、
十分ではありません。むしろ、母&祖母犬の血統がいいことのほうが、重要なのです。

さらにまだあります。父犬1.8kgが、よその犬舎の交配犬である場合も危険です。
母犬というのはほとんどの場合、自分の犬舎の犬ですが、
父犬はよそから交配、というのは、素人ブリーダーに多いそうです。
その場合、当然血統を無視したアウトブリードになりますし、
本来、純血種のブリーディングというのは、欠点を消し、
長所を補うラインブリードを基本にするべきですから、
(まあ、ラインブリードにも賛否はありますが)
何の知識もなく、よその犬舎のオスと交配するだけのブリーダーさんから、
人生のパートナーを迎えるのは、わたしはやはり抵抗があります。
(アウトブリード自体は必要なものなので、こういった交配がすべて悪いということではありません)

③生後2ヶ月時点で小さい

犬の売買は生後2ヶ月程度で行われることが多く、
その時の体重をめやすにして「この子は小さい」というブリーダーさんがいます。
生後2ヶ月の体重は全く参考にならならないとは言えませんが、
例えば5人兄弟で生まれた末子犬などが未熟児のように小さいことはよくあります。
同胎犬が多い場合は、産まれた時に小さいのは当然です。
例えば2kgの母犬からであれば、3頭であっても帝王切開&かなり小さい子犬が生まれます。

その後の栄養状況がよければ、きちんと大きく成長するのですが、
生後2ヶ月の時点では、まだ小さい場合も多いのです。
そもそも、4〜5人兄弟の時点で、母犬が大きい可能性が高く、
その母犬に似れば、大きく成長します。
(人間でも双子のほうが妊娠期間が短く、圧倒的に出生時体重が
小さいというデータがあります。12歳時点でほとんどの場合、
単生児と発達に差がなくなるそうです。
犬も同じですね。1才時点では、きちんと大きく育ちます。)

また、生後2ヶ月時の体重を減らすには、簡単な方法が1つあります。
妊娠時の母犬の栄養を制限し、出産後の子犬の食事を制限することです。
これはものすごく恐ろしいことで、当然、内臓や骨に異常を残す危険があります。
ありえないと思われるかもしれませんが、実際に行われていることで、
そういった悪質なブリーダーから身を守る一番の方法は
「生後2ヶ月時の体重を気にし過ぎない、小さな子にこだわり過ぎない」ことです。

小ささだけにこだわる危険性

以上のように、トイプードルを迎える際に、
体重を気にしすぎることはものすごく危険です。

子犬を迎えた後に、あなたが気になることは、体重よりも
「その子が健康で長生きするか」ということです。
絶対にそうです。すべての飼い主さんが、そうであって欲しいと思います。
小さな時に食事制限をすれば、まあ、3kgになる子が2.8kgくらいには
なるかもしれませんが、それ以上の効果はありません。

人間の場合も、成長期にバランスのよい栄養を取るということは
とても大切で、例えばその時期にカルシウムが足りず、
骨密度が低く骨が弱いと、大人になってからカルシウムを摂っても、
成長期に栄養を取るのと同様の効果は得られないですよね。
犬も同じです。内臓が弱い、骨が弱い。
元々の体質である場合もありますが、後天的な影響である場合も多いのです。

また「トイプードルのかわいさ」を決めるのは、サイズだけではありません。
様々なカットを楽しむためには、毛量はとても大事ですし、
健全なブリーディングの証として、色素が濃いこともとても大切です。
真っ黒なお鼻、しっかりしたアイラインは、その子の顔をとても愛らしく見せます。
白以外のトイプードルにとって退色は避けられないものですが、
サイズを優先した毛色を気にしない繁殖は、
異常なまでの退色、まだらな毛色などの原因になります。

さらに、毛が抜けにくい、利発で活発で明るい。そんな犬種の特徴も、
「犬種標準を目指す」ブリーディングのもと、守られるものなのです。
小さくするために、こっそりヨークシャテリアやチワワと交配する、
なんていう例も実際にあるといいます。

小さくても健康、の嘘

ティーカッププードル専門の犬舎などのHPを見ると、
必ず「当犬舎の子は健康です」と書いてあります。わたしは、嘘だと思います。
正確には「小さくても健康な子もいます」です。

わたしたちの想定以上にもあなが小さかった時、
わたしはようやく小さな子にどんな危険があるのか調べました。
小さいほど、リスクが高いトイプードルの遺伝病はたくさんあります。

例えば、パテラ、不正咬合、流涙症、乳歯遺残、気管虚脱、水頭症…。
そもそも水頭症はチワワに多い遺伝病ですが、極小プードルを望む人が増え、
急速にトイプードルでも問題になっています。
また、2kg以下の小さな体は全身麻酔や手術の難易度も高くなりますし、
熱中症などでも命を落としやすくなるのです。
毎年のワクチンだって小さい子のほうがアレルギーを起こしやすいことを、
わたしは最近になって知りました。
骨が細くて、筋肉がつきにくく、骨折しやすい子も多いと言われています。
食が細い子も、小さい子ほど多いようです。

「小さいこと」それ自体にどれくらい問題があるのかわかりません。
小型犬だけに多発する遺伝病があることを見ると、
小さいことそのものにも何か問題があるのかもしれません。
ただ、わたしは、極小プードルに「健康ではない子」が多いもう一つの理由は、
小ささだけを目指したブリーディングにあると思います。
小さいからという理由で、本来であれば、繁殖すべきではないパテラの犬を交配したり、
望ましくない毛色の掛け合わせをすることで、
劣性遺伝の病気のリスクがあがってしまったり。
(プードルにはダックスのダブルダップルのような禁忌はありませんが、
色素の薄い子はやはり健全性の面で望ましくないと言われてます)

小さい子を望む危険性、として書いてきましたが、実は乱繁殖による
病気の増加という意味では、トイプードルの犬種標準を越えて
大きい子にも同様のリスクがあります。
「きちんと犬種標準を目指してブリーディングしている」
ブリーダーさんのほうが、病気や健康に対しても真摯な場合が多いのです。
「トイプードルだってスタンダードプードルを小型化したものだ」
「ティーカッププードルだって同じだ」という人がいますが、
長い期間かけて、少しずつ計画的に形質を固定化させて作られた犬種と、
とにかく「小さい子と小さい子」を掛け合わせて、数代でうまれた特徴とは違います。

トイプードルの平均寿命というのは12〜15年だそうですが、
日本でティーカッププードルが流行り始め、専門犬舎が増えてから、
まだ5〜6年しか経っていません。犬の病気というのは7歳を過ぎてから多発するものです。
きちんとしたブリーディングのもと、たまたま産まれた小さい子、
は健康な子が多いとは思いますが、高額のティーカッププードルの多くはそうではないのが現実です。
「小さくても健康な子」は「うちのおじいちゃんはヘビースモーカーだったけど、90歳まで生きた」
と同義くらいだと思っておいたほうがいいです。

どんなブリーダーから迎えればいい?

ここまで書いてきたことをまるっと気にすると
「じゃあ、どこから子犬を迎えればいいのよ」という問題にぶち当たると思います。
「ティーカップサイズ」などと書いてあるブリーダーさんはやめましょう、
なんていうサイトもありますが、ブリーダーさんも商売です。
「小さい子」を望む人が多い現状では、店頭にはわかりやすい売り文句を
並べなくてはならない場合もあるでしょう。「両親犬の体重」の嘘、なんていっても、
やっぱり参考になる情報の一つには違いないのです。

結局は、自分がいいと思ったブリーダーさんときちんと話してみるしかないのかなと思います。
ブリーディングについて、きちんとした知識を持っているのか、
こちらが「きちんと聞いた」時に「きちんと答えて」くれるか。
いわゆる乱繁殖、素人繁殖ではないかチェックするポイントだと、
わたしが思うものをいくつかあげておきます。

・三代祖をきちんと把握しているか。
 (毛色、ブリーディングの背景)
・正しい毛色の掛け合わせでブリードしているか。
 (例えばレッドは基本的には、すべてレッド×レッドかアプリコット。
  ×ブラックは、ありえる組み合わせですが、そういう場合は理由を説明できるか)
・母犬はできれば自家繁殖がのぞましい
 (外の犬舎から買って来た犬ではなく、数代前からその犬舎の血統である犬)
・父犬や母犬、兄弟犬をすべて見せてくれるか。
 (父犬が外産で見れないのはしかたない場合もあるかもしれません)
・血統の遺伝病やパテラやPRAについて、きちんと答えてくれるか。
 (パテラについてはグレード1くらいは仕方がない場合もありますが…)
・JKCの血統書がついてくるか。
 (最低ラインですが、現実に血統書偽造でJKCの免許を剥奪されている犬舎が存在するのです。
 JKCの血統書がついてくれば安心とは言えませんが、
 JKC以外の団体の血統書しかついてこない犬舎は絶対に避けた方がいいです。)

わたしたちは、どんなに事前に情報を調べても素人です。
プロ、であるブリーダーさんに任せた方がいい部分もたくさんあり、
素人が中途半端な知識で質問をすることでブリーダーさんの
気分を害してしまう場合もあります。
ただ、「プロではない」ブリーダーさんがいるのも事実で、
人生のパートナーを迎えようとしている人が慎重になっていることを、
プロのブリーダーさんほど分かってくれるものだと思います。

それでも小さい子が欲しい

きっと、ここまで長い文を辛抱強く読んでくれた方の中には、
それでも「健康で」小さい子が欲しい方もいるでしょう。
小さい子、となるとどうしても相場も高めになりますし、悪質なブリーダーさんも増えます。
ですから、普通以上にブリーダーさん、ペットショップ選びには、気をつけなくてはいけないと思います。
完全に個人的な見解ではありますが、小さな子を探している方へいくつかアドバイスがあります。

・ブリード歴の長いブリーダーさんから迎えること
 「予想体重」も経験豊富なブリーダーさんのほうが外しません。
 理想としてはラインブリードであれば、どんな形質か分かる場合が多いです。
 そこまでは望めなくても、同じ母犬父犬の組み合わせから以前に産まれた子がいれば、
 参考になります。よく顔が小さい方がいいとか、足が小さい方がいいとかいいますが、
 素人にはそんなにたくさんの子犬と成長後を見比べる機会はありません。
 ブリーダーさんにこの子は足が小さい、毛量が多いと言われれば、
 「そうなのかな?」と思ってしまいませんか?自分だけでいい犬を選ぶよりも、
 「人間同士」の付き合いで「信頼出来る」と思うブリーダーさんを
 選ぶほうが、まだ可能性があるとわたしは思うのです。(もちろんいい犬の特徴の基礎知識は大事ですが)
 前項も参考にして、きちんとした繁殖を行っているか確認してみてください。
 トイプードルだけ、もしくはほぼトイプードルのみを
 ブリードしているブリーダーさんのほうが、信頼出来るかと思います。
 一番よくないのは、チワワ→ダックス→トイプードル、とその時々の人気犬種を中心に
 ブリードしている犬舎です。
 
・ドッグショーに出陳している(少なくとも見に行っている)ブリーダーさんを選ぶ
 「マズルが短く、足が短い子を目指しています」というブリーダーさんから迎えたい
 という方は、それも好みですし止めませんが、犬種標準を目指してブリードしている人のほうが、
 圧倒的に信頼できるとわたしは思います。前述のとおり、トイプードルというのは、
 理想としている体型が、実は「ちまたで見かけるトイプードルより小さい」です。
 体高25cmを理想としている犬種標準を目指してブリードしていれば、
 「たまたま産まれた小さめの子」はかなり小さいです。(もあなもそういう出自です)
 ただし、その範囲は、せいぜい2kg前後までです。それ以上に小さい子がどうしても欲しい、
 という人は、なぜトイプードルでなくてはいけないのか、チワワではダメなのか、
 もう一度考えてほしいなとは思います。
(もちろん、チャンピオン犬を輩出するような有名犬舎でも1kg台前半の子はいると聞きますが、
 どうしても、そのサイズのトイプードル、というのは違和感があります。)

・成犬や月齢が大きめの犬を飼う
小さめサイズの場合、かえって値段は高くなりがちですが、生後4ヶ月以上の子であれば、
食事制限などをしていない限り、成犬時の大きさがかなり予想できます。
ブリーダーさんが犬舎に残そうとしたものの、
思ったより小さくて繁殖に適さないので手放すという子は、
犬質もよい場合が多いらしいです。サイズにこだわるなら一つの方法だと思います。

まとめ


本当は、もっともっともーっと書きたいこともあったのですが、
トイプードルの体重に絞って、思うところ、知っていることを書いてみました。

犬種標準というのは、あくまでも理想に過ぎません。
他ならぬ、わたしたちのもあなは、少し小さめだし、ミスカラーもあるし、
色素も濃いとはいえません。耳の位置も高いし、マズルも短めだし、
姿勢もよくないし(←これは育て方のせい!??)。
でも、だから、我が家に来てくれたんです。
その欠点が全部なかったら、今頃素敵なチャンピオン犬
を産むことを目指して、犬舎で頑張ってたに違いません。

健康かしら?元気に育ってるかしら?はいつも気になるけど、
そういう欠点は、個性でしかありません。
もちろん、今後もし健康を損ねることがあっても、
心を痛めたとしても、もあなへの愛情は少しも変わらないと思います。

ただ、そういう飼い主さんの気持ちにつけ込んで、
売った者勝ちの悪質な売買をするブリーダーやショップがあったり、
小さい子が欲しいという要望に応えるために、
無茶なブリーディングが行われていることは、とても悲しいことだと思います。
子犬を迎える人たちが、こういう知識を得ることで、
少しでもそういう現実が減ってくれることを願います。

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次記事(→☆)では、もあなの体重推移とトイプードルの
標準的な成長の仕方について、書きたいと思います。

(記事編集) http://toypoodles.blog.fc2.com/blog-entry-158.html

2012/07/05 | Comment (13) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |ブログランキング・にほんブログ村へ |
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