トイプードル 飼い方 豆知識 
 

もあな日和トイプードルの子犬のしつけや飼い方などの情報と成長記録。子犬を初めて飼った夫婦とチビでヤンチャで甘えん坊なレッドのトイプーの毎日を親バカ目線で綴ります。オススメのペット用品情報も。 

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トイプードルの毛色

   ↑  2013/06/20 (木)  カテゴリー: トイプードル豆知識
トイプードル(特にレッドやブラウン)の飼い主さん同士で、
一番話題にのぼるのは、退色について、ではないでしょうか。
お散歩や動物病院で少しだけ一緒になった時に、
まるで今日のお天気の話をするように、毛色の変化の話になります。
みんな真剣に退色について考えているというより、
ちょっとした話題にしやすいのかもしれませんね。

PCのディスプレイ越しにも、伝わっているかどうかわかりませんが、
もあなも1歳を過ぎて、かなり退色しました。

もさな

耳の先と根元の毛色がかなり違います。
これはまだらに退色しているというよりも、
耳毛は伸びるのが遅いので、
数カ月前の毛色が残っているためです。

実は、もでは薄いアプリコットやクリームくらいの
毛色が好きで、もあなを飼う前にも
レッドの子を欲しがるたぬにそっとその希望を伝えたところ、
「大丈夫だ。レッドは薄くなる。すぐにアプリコットだ。」
とドヤ顔で返されました。
たぬの実家のフィーゴくん(7歳)は子犬の頃は
とても濃いレッドだったそうです。
半信半疑ながら、もでがトイプードルの退色を知った瞬間です。

フィーゴくん

もうすぐ8歳でこの色は、とてもキレイな退色だと思います。
というか、フィーゴくんのこの色は…アプリコットっぽいですね。
だからレッドだと思ってたのに!って退色も早く感じたんじゃないかな。
(アプリコットは、退色したレッド、じゃないですよー)

そんなトイプードルの毛色と退色の基礎知識、気になりませんか??
いつもブログを読んでくれている方はご存知の通り、
この手のことに関して、もではものすごく粘着質で、
もあなを飼う前も、退色が始まってからも、死ぬほど調べあげましたw
真面目でつまらない内容なので、興味がない方は
ボタンをポチッと押して(超図々しい)
どうぞまた明後日あたりに(前後編らしいw)いらしてください。

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本当はブリーディングにおける正しい毛色の掛け合わせから、
各毛色の遺伝子まで、きちんと書いて行きたいのですが、
きりがないので、毛色の遺伝の基礎がわかりやすい部分に絞りつつ、
退色に関する俗説について、もでの思うところをお伝えします。

トイプードルの毛色

退色について考える前に、まずはトイプードルの毛色について
大切なことがあります。
トイプードルの毛色は…、遺伝子で決まっています。
え?当たり前でしょ??って?まあ、当たり前なんですけど。

それでは、レッドとブラック、ブラウン、が
どんな遺伝子で決まっているかご存知でしょうか。
実はプードルに限らず、犬の毛色の遺伝子については、
かなり研究が進んでいて、多くの部分が明らかになっています。
(もちろん未知の領域もたくさんあります)
本来ブリーダーさんは毛色レベルではなく、遺伝子レベルで
きちんと自分の犬を理解しているべきですし、
そうでなければ、正しいブリードはできません。
また、遺伝の法則を理解すると、同胎犬や親・祖父母犬の色がわかれば、
自分の犬の毛色の遺伝子配列の一部もわかったりします。

メンデルの法則を思い出せ!!


生物は2個で一組の遺伝子をもち、
両親から1つずつ遺伝子を受け継ぎます。
そして、子供にはその遺伝子の組み合わせに従った特徴が表れます。
そう…シワがあるえんどう豆とシワのないえんどう豆…、
あああああああ。思い出したくないけど、うっすらと記憶が??
レッドとブラック、ブラウンの毛色が決まるところまでは、
メンデルの法則の内、優性の法則(血液型でO型が劣性なのが有名かしら?)、
までがわかれば理解が可能です。
説明したいのはやまやまだけど、wikipediaとかにちゃんと載ってるので、省略。

ブラックとブラウン、レッドの毛色はどう決まるか


トイプードルの毛色遺伝の基本は、EシリーズとBシリーズです。

・Eシリーズ(E,e):毛色のベースをブラックかレッド系に決めます。
・Bシリーズ(B,b):ブラックの毛色をブラウン系に変えます。
それぞれ、E→黒、e→レッド系、B→黒、b→ブラウン系で、
それぞれ大文字(黒)が優性で小文字が劣性の形質です。つまり…、

・EEBB&&EEBb&EeBb&EeBB:黒
・EEbb&Eebb:ブラウン
・eeBB&eeBb&eebb:レッド

ということになります。
こうして見ると、ブラウンの子の値段が高い理由がなんとなくわかりますよね。
たとえば、ブラックの両親を持つトイプードルの子供の毛色は?
と言われても、それだけではわかりません。

EEBBの遺伝子(ジェットブラック!)を持つ両親からは、
ブラックの子供しか産まれませんし、
EeBbの遺伝子を持つ両親からであれば、
EEBB/EEBb/EEbB/EEbb
EeBB/EeBb/EebB/Eebb
eEBB/eEBb/eEbB/eEbb
eeBB/eeBb/eebB/eebb
の子供が産まれ、ブラック9:ブラウン3:レッド4の割合で、
3種類の毛色の子供が生まれてくるわけです。

(正確に言うと他の遺伝子座によってはシルバーやブルーなどなども産まれます。
 いまは分かりやすく、EとBだけに話を絞ります)

両親ともブラックでもブラック以外の子がこんなにも産まれます。
これが劣性遺伝子のキャリーです。不思議ですね。
あ、ちなみに優性劣性というのは用語であって、
優性の形質の方がすぐれているわけではないですよ?念のため!

レッドはみんなレッド??


ここで気になるのがレッドの遺伝子構成には、
eeBB&eeBb&eebbの3種類がありますが、
これらはすべて「レッド」で同じなのでしょうか?

当然違います。B遺伝子は、すべてのトイプードルの、
アイラインやパッド(肉球)、爪の色、鼻の色を決めます。
eebbの子は、毛色はレッドですが、お鼻や肉球は、
ブラウンの子のようにピンク色になります。
また、他の遺伝子座(d遺伝子など)の影響で、
「濃いレッド」「薄いレッド」の差もできます。

誤解を恐れずに言うのであれば、トイプードルの犬種標準で
好ましいレッドの遺伝子構成は、eeBBです。(もあなは多分eeBbです)
レッド×ブラウンの掛け合わせが禁忌とされている理由の一つでもあります。
(ブラウンをかけることによって、必ずb遺伝子が混ざります)
また同じ理由で、ブラック×ブラウン(掛け合わせとしては正しい)の
子供のブラックを、次のブラックの作出に使うことは望ましくありません。
Bbの場合には、アイラインや肉球、鼻の色が薄くなったり、
茶色い部分が出る場合があります。
(ヘテロ結合の時に中間色が現れるのは不完全優性ということです)

退色、というと毛色の退色と、鼻やパッドの退色が混同されがちですが、
色素の濃さについてはB遺伝子である程度決まっているのです。
(老化による自然退色は別の遺伝子が関わっていると言われていますが)

アプリコットは薄いレッド?


レッドとアプリコットの違いのところに
「濃いのがレッド」「薄いのがアプリコット」
「レッドは退色するとアプリコットになります」
と書いてあるショップがよくありますが、
レッドとアプリコットもまた遺伝子で決まっています。

Eシリーズがeeである点は、レッドもアプリコットも同じですが、
Dシリーズという色素を濃いまま生成するか、薄くするか決める遺伝子が
アプリコットの場合はddだそうです。(シルバーの子も必ずddです)
eeBbやeebbのレッドに比べると、eeBBddのアプリコットのほうが、
最初の毛色が薄くても、ずっと退色せずに綺麗な毛色が
長持ちするという人もいます。
この辺については、はっきり解明されていません。

また「退色したレッド」と「アプリコット」が違う色だということは、
多くのブリーダーさんが書いていて、
アプリコットというのはD遺伝子の影響で透明感のある
とても綺麗な色だそうです。
これは、素人であるわたしも何となく分かる気がします。
退色したレッドに比べると退色したアプリコットは、
なんとなくイエローがかっていて、
レッドはどちらかというとピンクがかった
くすんだ(失礼!)色に退色していく気がします。

隠れた遺伝子によっては、レッド×レッドでも
アプリコットが産まれますし、レッドかアプリか、
というのを正しく分けるのはとても難しいことです。
それをきちんとできるのがプロのブリーダーさんであり、
我々素人とは異なる部分なのです。

うちの子の血統書の毛色、めちゃめちゃなんだけど…


よく「正しいブリーディング」なんていうと、
そうではない過程で産まれた子がすごくダメな子なようですが、
トイプードルの場合は、毛色の掛け合わせによる
致命的な遺伝疾患はないと言われています。
また、ブラウン因子ありのブラックの子を
次のブラックのブリードに使うのは望ましくない、とは書きましたが、
それはブリーディングでの話であって、
ペットとして飼う分には全く問題がないんです。

もちろん、ブラウン因子がない子に比べると、
退色は早いかもしれません。
それは別に悪いことではなく、うちの子、の個性なんじゃないかな、って思います。
もあなの遺伝子はおそらくeeBbです、と書いたのは、
もあなは子犬の頃からアイラインはピンクですし、
肉球も元々真っ黒ではなかったからです。
真っ黒だったお鼻も少し茶色っぽくなってきました。
でもね、そのリスザルみたいな目が、わたしにはとってもかわいくって。
はっきり顔の美人さんではないかもしれないけれど、
こんなに愛嬌のある顔の子はいないって、
いつも(親バカフィルターを通して)思っています。

もあな

若々しい毛色をできるだけ維持してあげたいと思いつつも、
(「早く薄くなれー!薄くなれー!」という個人的な好みもあり)
かわいいもあなの毛色の変化をとても楽しみにしています。
退色、というとネガティブなイメージで捉えられがちですが、
かわいいワンコの自然な時の流れとして、愛しい気持ちで受け入れてくれる人が、
一人でも増えるといいな、と思ってこの記事を書きました。

た・だ・し…。
こういった基礎知識のないブリーダーさんはやはり罪だと思います。
むしろこの記事に書いた内容は、複雑な毛色の遺伝を、
本当に浅く単純化しているものですし、
犬の命で対価を得るのであれば、もっと正しい知識を持って、
少しでも健全な純血種を残していって欲しいと思います。
そして、これからトイプードルを飼う人が、
そういうブリーダーさんから、犬を受け入れることで、
むやみな繁殖がなくなることを願っています。

と、毛色遺伝の基礎について、まとめたところで前編はおしまい。
最後まで読んでくれた人いるんだろうか…?(笑)
後編は、退色について、もっと深く考えていきますよ!
(後編(トイプードルの退色)はこちら(→☆))

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