もあな日和トイプードルの子犬のしつけや飼い方などの情報と成長記録。子犬を初めて飼った夫婦とチビでヤンチャで甘えん坊なレッドのトイプーの毎日を親バカ目線で綴ります。オススメのペット用品情報も。 

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動物アレルギーで犬を飼うということ

   ↑  2012/04/10 (火)  カテゴリー: 犬アレルギー
動物アレルギーの飼い主が送る犬アレルギー対策&治療、第一回。
初回はアレルギー検査と特異的IgE値などの基礎知識についてお送りします。
犬アレルギー対策の目次はコチラ⇛☆

何度かブログにも書いたのですが、もではアレルギー体質です。
子供の頃からアトピー性皮膚炎で、アレルギー検査では犬(犬のフケ)も陽性です。
つまりは犬アレルギーです。



もあなを飼う前には、飼って大丈夫か、飼う資格があるのか、
アレルギーが出たらどうしようか、いろいろと悩みました。
今は、それでも飼うと決断してよかったと思っています。
アレルギーがあるけど、動物を飼っている人って、実はすっごく多いと思うんです。
そして、数ヶ月前のわたしのように、飼いたいけど、迷っている人もたくさんいるはずです。
そんな方が何かの縁でこのブログに来てくれた時に、読んでくれればと思い、
今日から何度かに分けて、アレルギーと付き合いながら、
犬を飼うということについて書きたいと思います。

つまらない話ですし、たぶん、そんなこと興味ないよー!って方もたくさんいると思うので、
そんな方は、思い切ってウィンドウを閉じちゃいましょう(・∀・)ごめんなさい!!
ただ、わたしはどんな人でも、愛犬に対してアレルギーを
発症する可能性はゼロではないと思っています。
特に小さなお子さん(生まれた時から犬と接してる場合は逆にリスク低めかも)がいる方や、
犬には反応がなくてもアレルギー体質である人は、リスクが少し高めだと思います。
だから、お時間のある時にでも読んでくれたら、とても嬉しいです♪

アレルギー検査


まずここに、もでの昨年のアレルギー検査の結果があります。



ちょっと小さくて見にくいかもしれません。
特異的アレルゲンのIgE値、つまり特定の物質に対して、
その人がどれくらいアレルギー反応を示すかを表した値が表示されてます。
値が高いほど、強いアレルギー反応が起こります。

一番高いのがハンノキ属、クラス判定でいうと4。次がカモガヤ。ダニ、イヌノフケと続きます。
犬のフケはクラス判定2。IgE値は約3。IgE値が約1からが陽性ですので、
検査の結果は、あなた犬アレルギーですよ、ってことです。
逆にネコノフケはゼロですので、猫アレルギーではないよ!ってことになりますね。

アレルギー検査の落とし穴


よく動物を飼う前には必ずアレルギー検査をしましょう、なんて言います。
しかし、アレルギー検査には重大な落とし穴があります。
IgE値は、あくまで検査時点での抗原(アレルゲン)に対する、
抗体の反応(アレルギー症状)を数値化したものに過ぎないということです。

スギ花粉が多い場所にいって、花粉症になり、それから毎年発症している。
スギ花粉が多い年から花粉症になってしまった!
そんな話を聞いたことはありませんか??
それまで、抗体がなく反応することがなかったアレルゲンにも
過度に触れることで抗体ができ、アレルギー反応が起こる場合があるのです。
ハチに一度刺されるのは大丈夫だけど、二度目に刺された時に死ぬ可能性がある!
というアナフィラキシーショックも、抗体による急性のアレルギー反応です。

逆に、一度できた抗体もアレルゲンとの接触を避けることで、
だんだんと弱まって行くこともあります。何が言いたいかというと…。
イヌノフケがクラス判定が2!というのは、犬を飼う前の数値であって、
犬を飼ってもハンノキ属ほどにはアレルギー反応しないよってことじゃないのです。
実際、10年近く前のわたしの犬のフケのアレルギークラス判定は4(IgE値で30以上)でした。
(その値を見て、一生犬は飼えないと絶望的な気持ちになったものです)

理由は大きく分けて二つあります。
一つは、犬を室内飼いしている母の実家にしばらく滞在した後だったこと。
もう一つは、アトピー症状が今より重く、
体がアレルギー反応を起こしやすい状態だったことです。

この二つの事実はアレルギー性の疾患の治りにくさをそのまま示しています。
一つはある物質にアレルギー反応がある場合、そのアレルゲンとの接触を絶たないかぎり、
どんどんアレルギー反応が強化されてしまうこと。
さらに、アレルギー反応を起こし続けることで免疫不全の状態に陥り、
様々なものに強いアレルギー反応を示してしまうリスクまであるということ。
アトピーや鼻炎の場合は、症状で皮膚や粘膜が薄くなり、
より症状がひどくなるという悪循環もあります。

動物を飼う前にアレルギー検査!それは、とても大切な心がけで、
無駄ではないですが、その結果がすべてではないことを多くの人に知ってほしいです。

アレルギー検査は意味が無い?


では、アレルギー検査は全く意味がないのか。
これは諸説ありますが、「アレルギー体質」というのは存在するともでは思います。
ある抗原にアレルギー反応を示す人は、他の抗原にも
そのような反応を示すリスクが高い、ということです。

検査結果でひとつの目安になるのは、非特異的IgE値の値です。
上の写真では一番上の方に表示されていて、もでの場合は396と書いてあります。
基準値は173以下、とあり、健康な人であればそれくらいの値が目安になります。
非特異的IgE値というのは、特定アレルゲン(犬のフケとかスギ花粉とか)だけではなく、
もっといろんな物質に対するIgE値の総和のようなものです。

この値が高ければ高いほど「アレルギー体質」であるということができ、
現状、反応を示していない抗原に対して、アレルギーを発症するリスクも高くなると言えます。
この値も当然可変的なものです。もでは一時期1000近い数値まで上がりましたし、
より重篤なアレルギーの方は10000を超えるケースもあると聞きます。

犬を飼った後、アレルギー反応が出てしまい、検査に行ったなら
まず重視すべきは特異的IgEの値ですが、
飼う前に検査をする場合は、こちらの非特異的IgEを重視したほうがいいのかな、
とわたしは思ってます。例えば、もでは猫のフケはクラス判定0ですが、
「やっほい!猫はアレルギーは出ない!」とはとても言えないのです。
猫とはあまり触れ合ったことがないので、値が低いだけなんだと思います。

ちなみに、写真の検査ですが、去年スギ花粉が終わった頃に鼻炎がひどくなって、
耳鼻科に駆け込みました。結果としては、原因はカモガヤ。(イネ科の雑草)
去年2月にもで家は引っ越したのですが、引越し先の目の前の公園に、
耳鼻科でみせてもらった写真の草がいーーーっぱい。
長年アレルギーと付き合って来ましたが、イネ科アレルギーだとは知らなかった…。
そして、認めたくないことに、スギ花粉の方々が解放され始めた今、
イネ科の雑草さん達が本気を出し始めたようで、もでの鼻はずるずる…。
ハンノキさんは発見できてないんですが、こちらも今までアレルギーなかったので、
新しい生活圏にあるんでしょう…。どこだ!どこにいるんだ!

話がそれました。
つまり…少し乱暴な意見になりますが…スギ花粉症のそこのあなた!
大切な飼い犬に対してアレルギーを発症する可能性はゼロではないですよ!
気をつけましょう!ってことです。

自省を込めて書くのですが、アレルギーは一度発症してしまえば、治療が大変です。
しかしながら、特定の物質に対するアレルギーは、予防も可能なのです。
ご自身がアレルギー体質である人、小さなお子さんがいる人。
そんな方は、少し気をつけるだけで、ぐっと犬アレルギーのリスクを抑えられるはずです。
その2、その3でもいろいろ書きますが、
現状アレルギーがない人が気をつけるべきことは、ただひとつ。
「清潔にすること」です。(役に立たなくてごめん。)

もでのアレルギー歴


さて、もあなを飼う話をする前に、少しだけ、
もでとアレルギーの付き合いの話をします。

アレルギーと一言で言っても、症状は様々ですが、
もでの場合、最もひどかったのはアトピー性皮膚炎です。
(喘息や鼻炎などのアレルギーでも、アレルギー=アレルゲンに対する
抗体反応という点では同じなので、対策に共通点は多いと思います。)

口うるさい母のおかげで、高校時代までは、わりと軽度だったのですが、
大学受験時代以降、自分の不摂生でかなり重症化させてしまいました。
アトピーって、所詮皮膚の病気でしょ?と思われがちなんですが、
重症化するとかなり治すのが難しくなりますし、本当に辛いんです。
よく「アトピーなんて掻かなければ治る」と思っている人がいますが、
強く症状が出ていれば、本当に痒いです。どれくらい痒いかというと、
蚊に刺されても気づかないくらい痒いです。全身が。
当然眠れないこともありますし、患部が痛いことだってあります。
また繰り返す炎症で皮膚がすごく薄くなり、傷があるので、
少しの刺激で悪化する悪循環に陥ってしまうことも多いです。

じゃあ、不摂生って、何やったの?というと、
マンガ喫茶やカラオケに行ったり、飲み会に行って徹夜したり、
夜遅くまでゲームをしたり、カップラーメンやスナック菓子を食べたり、
髪を染めてみたり、顔を朝晩しか洗わなかったりしました。
そんなこと?という感じなんですが、体質によっては、
そんなことを積み重ねれば、どんどん症状が悪化するんです。

大学時代、枕はリンパ液でベトベト。かさぶたが絶えず。
年頃なのにお化粧もできない。そんなところまできて、
ようやく、自分で生活を正して、まじめに治療に取り組むようになりました。
犬と暮らすために今でも気をつけていることは、
その2その3の記事で書きますが、詳しい治療の内容は本筋と逸れるので省きます。
ただ、長いアトピーとの付き合いの中で、安易にステロイドに頼らず、
生活の改善を中心にした治療をしてくれた先生と母には今でもとても感謝してます。

生活の改善というと簡単そうですが、寝具は全部防ダニ仕様(高いんだ、これが)!
カーテンまでしっかり洗濯して、マメな掃除に布団干し。
ビタミン剤に漢方、竹酢液にノニジュース……肌にいいと言われれば何でも試しました。
人と同じことを楽しめない自分の体を恨んだこともありましたが、
自分の努力よりも母の苦労の方がずっと大きかっただろうと、今になってようやくわかります。

そんな母と、現在一緒に暮らしているたぬの協力の甲斐あって、
わたしは長年ずーーーっと憧れてきた犬との生活を満喫しています。
それはそれは楽しくて幸せな暮らしです。

でも、いまでもわたしの生活にはたくさんの制限があります。
もあなにも、少しだけ我慢してもらっていることがあります。
その2では、「犬のフケ」に対するアレルギー検査(え?まだ検査の話??)
の話を始め「アレルギーの人が犬を飼う」際の心構えについて、
もっともらしく語りたいと思います。完全に私見です。えっへん。

でもね、この記事を書こうと思ったのは、
「アレルギーに苦しんできた人も、望むならこんな幸せな犬との暮らしができる」って知ってほしいこと。
「アレルギーが起きてしまった人も少しの努力で症状を軽減できる」って知ってほしいこと。
そんな思いが詰まっています。
それから逆に。「トイプードルならアレルギー出ないんじゃない?」って安易な気持ちで、
犬を飼わないで欲しい、という思いもあります。
自己満足ではありますが、少しでも多くの人にこの思いが伝わるといいな、と思います。

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おまけ:

もあなには難しいことは関係ないよね!

※アレルギーに対する説は諸説あり、この記事に書いたことは、
もでの考えでしかありません。これは間違ってる!!という部分があれば、
メールフォームでもコメントでもお気軽に教えてくださいね。

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(記事編集) http://toypoodles.blog.fc2.com/blog-entry-93.html

2012/04/10 | Comment (13) | ホーム | ↑ ページ先頭へ ↑ |ブログランキング・にほんブログ村へ |